ジャズ男(ダン)ス

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男性がテーマパークダンサー(ディズニーダンサー)になる方法

僕はテーマパークや劇団四季で踊りたいダンサーに向けレッスンをしていました。個人的にも質問されることが多く、いろんな方の相談に乗りました。この経験から、ずっとブログでダンサーのことやオーディションのことを書きたいと思っていました。

「テーマパークダンサーになるために重要なことは?」という質問をよくいただいていました。今回は、そんな疑問にお答えします。

本記事の内容


※5分ほどで読み終わる記事です。

元劇団四季、テーマパークダンサー。30分のショーから2時間の舞台まで出演回数は5,000回は軽く超えているんじゃないかと思います。レッスンを受けるのが大好きで、ひたすら踊りまくっていました。今もレッスンは継続中でフリーのダンサーとして活動中です。
今回からのテーマは慎重に言葉を選び、夢が崩れない程度に留めたいと思っています。ご意見ありましたら、ご連絡ください。

男性はおおいにチャンスあり

男性がテーマパークダンサー(ディズニーダンサー)になる方法

東のテーマパーク最大のディズニーランドのダンサーオーディションには毎年2,000人を超える応募があると言われています。書類審査、1次審査➀、1次審査➁、2次審査、最終面接を乗り越えると晴れてディズニーダンサーとしてデビューすることができます。

毎年、男女合わせて50名超が合格しています。男性はダンスを始めてから1年、という人でもオーディションに勝ち抜くチャンスがあります。というのも男性でディズニーダンサーを目指す人は、女性に比べると圧倒的に少なくなります。競争率が低い分、ダンサーになれるチャンスは誰にでもある、と言っていいと思います。

男女でどれだけの差があるか具体的な数字はわからないですが、ジャズダンスのレッスンに行くと男女比は、女性95%男性5%くらいです。これくらい圧倒的な差があります。

ここからは具体的に、合格を左右する重要な点を3つご紹介します。それは、容姿、ダンススキル、タイミングです。

身長に合わせて容姿を磨く

男性の場合、まず自分の個性を見つけることが重要です。その指標となるのが身長です。

ディズニーダンサーに注目すると、低身長、普通、長身の3つのタイプに分けることができます。テーマパークでは、個人に合わせて衣装が作られることはほとんどありません。身長に合わせてキャスティングされることが多く、高身長のダンサーが辞めれば、高身長の新人が採用されやすくなります。ショーを観るとわかりますが、同じ役にはだいたい同じ身長のダンサーが集まっています。

長身はだいたい173cmくらいから。この身長は女性と一緒にペアを組んで踊る役がよく回ってきます。いわゆる王子系の役で、ノーブル(上品)な雰囲気を持っていることが重要です。

次にわかりやすいのが165cmくらいまでの低身長。この身長は少年や妖精の役がよく回ってきます。ちょこちょこ動き回る可愛らしい役です。テーマパーク特有の役で、背中に羽が生える貴重な経験が出来る役です。

最後は高身長でも低身長でもない人たちです。中くらいの身長はメインダンサーになることが多いだけでなく、低身長に配役されることもあれば、高身長の中に入ってしまうこともあります。そのためオールマイティである必要があります。また、人数が一番多く、競争が一番激しいタイプです。ですので、自分自身のタイプを見極めて練習する必要があります。

そして、芸能界なので顔も大事です。オーディションでは男性でもメイクをして臨むダンサーもいます。少しでも自分をよく魅せる努力はとても重要です。男性は、女性に比べ顔の評価は緩めになっています。ですが、表情で男性の顔は大きく変わりますので、こうした努力も欠かさずに行いましょう。

ダンススキル

次に紹介するのがダンススキルです。

正直ダンスに光るものがあれば他の2つの要素である容姿、タイミングを乗り越えてしまいオーディションに合格できると思います。テーマパークダンサーの大切なスキルはジャズダンス、ヒップホップ、バレエです。

最近の傾向はどのテーマパークでもヒップホップの要素が強くなっています。ただし、男性の場合、バレエのスキルが高いと目立つことができます。

というのもテーマパークを目指す人は、ジャズダンスとヒップホップをメインにしている人が多いためです。バレエのレッスンをしている人は、一目でわかります。特に男性はバレエの食わず嫌いが多いです。

でも、バレエは絶対にやった方がいいです。ジャズダンスはバレエから派生していることもあり、バレエの身体の使い方は武器になります。指先、つま先まで神経が行き届いた丁寧な踊りになります。また回転する技では、軸がかなり安定するようになります。男性特有の大きなジャンプの練習ができるのもいい点です。意外にジャズダンスのレッスンでは出てこない動きです。ダイナミックな動きは男性に求められるスキルなので、バレエで練習しましょう。

ちなみに2次審査で行われるオーディションの振付は難易度が高いです。普段テーマパークで観ている踊りはかんたんにマネできるようなものも多いですが、実際のダンサーはかなり高度なテクニックを持っています。オーディションの振付はかんたんではないので注意してください。

テーマパークダンスはあまり必要ないかも

僕がダンサーになった15年ほど前にテーマパークダンスというジャンルが広がりはじめました。僕自身テーマパークダンスを教えていたので、こんなこと言うのもヘンなのですが、テーマパークダンスを習う必要はあまりないと思います。

テーマパークダンスというジャンルは、ディズニーの音楽でディズニーのショーのように踊りたい人に向けたレッスンです。オーディションに合格したいと思うのであれば、ジャズ、ヒップホップ、バレエのレッスンの方がはるかに大事です。

ただ、何度かレッスンに行くのはアリだと思います。テーマパーク特有の手の使い方、例えば手をパーにして踊る、といったものもあります。特有の動きはyoutubeなどにアップされている昔のショーの動画でも勉強できるので、自分で勉強しても大丈夫です。

テーマパークダンスをやりすぎると個性がなくなってしまうのもマイナス面です。これを説明するのは少し難しいのですが、例えばジャズダンスが好きなダンサーが踊るテーマパークダンスはジャズダンス特有の「魅せ方のうまさ」という個性が出ます。同じようにヒップホップを得意とするダンサーはメリハリのあるテーマパークダンスとなります。

しかし、テーマパークダンスだけしかやっていないと、すごく平凡になりがちです。そのため、個性を出すためにも自分の好きなジャンルを持っておく必要がある、と僕は思います。

あとは、実際のディズニーランドではテーマパークダンスのような踊りはほぼ踊っていません。ダンスも時代の流れに合わせて振付されているため、レッスンで踊るようなダンスを実際に踊ることはほとんどないと思います。


24周年までやっていたパレード ”ムービン オン”をご紹介します。これがテーマパークダンスらしい音楽と踊りの最後のパレードに思います。(僕は探してもいません。笑)

女性のレベルは非常に高い

女性はバレエ、ジャズダンスは踊れて当たり前です。ですので、この2つのジャンルが足りない場合は徹底的に鍛えましょう。その上でヒップホップが踊れると合格の確率が上がります。ヒップホップは普段からレッスンしていないとなかなかオーディションではついていけなくなってしまいますので、ヒップホップのレッスンも取り入れてください。

ただ一つ、例外的に合格できることがあります。時代に合ってないんですが、顔が可愛い、美しいと合格してしまうこともありますので、メイクで美しくなる方法も探ってみてください。女性の場合、もとの顔よりもメイクした顔が美しいことが重要です。

タイミング

そして最後の要素がタイミングです。ダンサーの絶対数は決まっているので、今踊っているダンサーが辞めることで、新しいダンサーにチャンスがやってきます。たくさん辞める年はチャンスがあり、そうではない年はチャンスが少なくなってしまいます。運も才能のうち、ということかもしれません。

2020年のオーディションは競争率が高くなる可能性があります。というのも、ディズニーシーが20周年になる2021年スタートのダンサーに当たるからです。20周年はショーが新しくなったり大きなショーが作られる可能性があるので、20周年を最後に辞めたいと思うダンサーが多くなる傾向にあります。逆に言うと、その次の年はダンサーが多く辞める傾向となるので、ディズニーシーの21周年が狙い目になります。

自分の個性と同じタイプの人が辞めない限り、才能があってもオーディションに受からないこともあります。これがタイミングという意味です。

笑顔について

ディズニーダンサーは弾けるような笑顔が特徴です。笑顔の練習をさせる先生もいると思います。ですが、僕は必要ないと思っています。

笑顔の練習をすると顔に貼り付けたような笑顔になってしまう可能性があるからです。イメージをふくらませることで、心からの笑顔を作ることができます。特にディズニーの曲は幸せな曲が多いので、曲想をしっかり思い浮かべ、自分の思い出や大切な人などを思い浮かべながら踊ることで自然と笑顔が出てきます。

この自然と出てくる笑顔が必要です。無理やり笑顔をつくってしまうと、審査員にはわかってしまいます。さらにいつか踊るであろうお客様にもニセモノとわかってしまいます。そうならないために笑顔の練習よりも、どういう幸せな気持ちで踊るかを大切にしてください。

僕自身は、くしゃっという笑顔になっていました。笑い過ぎかなとも思っていましたが、自然に笑うことを重視していました。というのも僕は、最初笑うことが全然出来ませんでした。無理やり笑うとぎこちなくなっていました。それで先輩に相談したら「心から笑う」という結論に落ち着きました。

何が言いたいかというと、僕みたいに笑顔が下手でも合格できます!! そして、場数を踏んでいくうちに笑顔で踊れるようになるので大丈夫です!! あとは客観的に見てもらうようにしてください。

とにかく挑戦するべし

オーディションは何度挑戦しても全く問題ありません。特に緊張してしまう人は慣れていくことが重要です。日本のテーマパーク最高峰は、ディズニーです。しかし、同じ時期に日本中のテーマパークのオーディションが行われています。

いろいろ挑戦し、慣れていきましょう。オーディションは無料で受けられるので、テーマパークを目指し始めたら、とりあえず受けてみてください。オーディションで得られる知識は本当に深いです。

男性の場合は書類審査に通る確率も多くなります。会場の雰囲気を体感するだけでダンサーとして成長できるので、挑戦していきましょう。

ダンス上達の秘訣は柔軟性と体幹

男性で柔軟性が高いとかなり大きなポイントになります。オーディションではバットマンといって足を勢いよく上げる振付や、ロンデといって足を回す振付は必ず出てきます。この時に180°近く上げることができるとインパクト大です。理想としては軸足が曲がらず、上げる足も伸びていること。男性で足が上がるのはとても大きな武器です。

そのために、柔軟と体幹トレーニングは欠かせません。ダンサーはレッスン以外でどれだけスキルを上げられるかも大事なポイントです。柔軟と体幹トレーニングを同時にきたえられるヨガもぜひトレーニングに組み入れてみてください!

僕は、自宅でトレーニングできるオンラインヨガ↓をおススメしています。


今回は「ディズニーダンサーになる方法」について考えてみました。
どうもありがとうございました!!

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