30代ってもっと大人だと思ってた

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バレエは敷居が高いものという意見を出した石井久美子さん。議論とケンカの違い

ものごとに白黒をつけてしまう…。グレーでもいいのに…、無理やり白黒つけなくても…。と思うことがあります。

議論が実生活に遺恨を残すこともあります。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。アメリカの大学に留学経験あり。
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※3分ほどで読み終わる記事です。

アメリカで経験した議論

アメリカでは議論の内容と、人間づきあいは基本的に別物としてとらえられます。ですが、日本では議論を引きずってしまうことが多々あるように感じています。

下の記事ではケンカのような議論をしていても、その時間が終わるとケロッと仲良くしているアメリカ人の友人たちの話をのせています。

ものごとに白黒つけるのであれば、その前提として議論と実生活をわけるべき、と僕は思っています。

バレエは敷居が高いのか

昨日、松浦景子さんの炎上問題を紹介しました。

この論点とは少しズレた部分で石井久美子さんが松浦さんの批判動画を出しました。この騒動では松浦さん擁護派が多い中、かなり悪いタイミングで石井さんが動画を出してしまいました。

石井久美子さん

世界三大バレエ団といわれるロシアの名門バレエ団であるマリインスキーバレエ団の団員です。日本人が海外でも戦えるようかなり質の高いトレーニング動画を出しています。

ご自身の意見をハッキリ言われる方で今回の動画でもそれがわかります。

ただ、この動画に補足するコメントを出しています。コメントからご本人も混乱しているのがわかります。このコメントは石井さんの動画を批判した猪野さんという方のyoutube動画に石井さんがコメントしたものです。

まとめてみます。

日本のバレエや、松浦さんのようにyoutubeを通しバレエを知らない人広く知ってもらいたいという活動を批判したわけではなく、伝統的なロシアのバレエが社会生活にどう広がっているかを説明したかった。

バレエに情熱を傾けているからこそ、伝統的なバレエ文化を広めたいという気持ちから動画を出してしまった、というようなことだと思います。

僕が思うに、たぶん思いが先走ってしまい、表現がかなりトゲトゲしくなってしまったんだと思います。僕は石井さんの動画を応援していますが、やはり最初に動画を観た時「この動画の出し方で大丈夫なのかな…」と思いました。

僕はずっと石井さんの動画を見ていたので「きっと言いたいことがうまくまとまってないんだな」「表現に石井節が入っているな」と感じることができました。ですが、松浦さんの事件を知って石井さんの動画に辿り着いた人は石井さんを見るのが初めての「初見さん」です。

もうちょっと動画の内容を精査してもいいんじゃないかな、と思います。

石井さんのその後の動きをみると、石井さん自身、動画で伝えきれていないと感じているようにも思います。なので訂正動画を出したり、動画自体を削除してもいいのかな、と思います。ですが石井さんは批判動画以降、更新していません。

ちょっと心配です…。

意見は言うべき

石井さんがバレエに本気だからこそ、誤解してしまうような内容になってしまった動画…。

ひとつの意見として尊重されるべきだと僕は思います。

なによりバレエ界ではあまり意見をいうことのないダンサーが多い中、しっかりと意見を表明していることはとてもイイことだと思います。

石井さん、また動画更新してほしいです。

原文

石井さんの動画の補足説明を一応、そのまま載せてます。

動画見させていただきました。

まず、最初にお伝えしたいのが松浦さんがバレエを教えること、広める事は私自身一切批判していません。むしろバレエを広めて下さって嬉しいと思っていますし、私も皆さんと同じく、彼女のつくり出す面白いバレエの世界観を楽しんでいるうちの一人です。

そして動画主さんが私に関しておっしゃられている、熊川さんのようにならない限り発言するな、的な、私には今はまだ何も言う権限がない、と差別的な言葉がありましたが私はその差別的な言葉は引きずらずに一切忘れます。

この様な言葉に腹を立て、コメントしているわけではありません。ただ、それとは別の松浦さんに対しての私の本当の思いとは違う勘違いを広められることがあるのはとても心外でしたのでコメントさせていただきました。(少なからず私にも原因はありますが)

まず私がシェアした翠ちゃんの投稿については、例えば、私たちの劇場では毎年プーチン大統領や政府の方達の為に踊らさせていただく、わざわざ道路を封鎖してまで公演をさせて頂くこともあるくらいでロシアの伝統的なバレエはやはり正直高貴なバレエだと私自身自覚しています。

自慢とか日本バレエを貶す、とかそういうのではなくロシアバレエはこのような世界ですので翠ちゃんが書いてくれてる伝統的なバレエの楽しみ方というのは、あの文章の通りで本当に現実であり、決して自慢や嫌味を言っているわけでは本当にない、ということを私からも伝えたいです。

そして私のYouTubeチャンネルの動画で私自身がオープニングで書いた"バレエがお笑いやおふざけで終わってほしくない"という誤解を生むような表現に関して、、言葉不足でしたのでこの場を借りて私の本心を誤解が生まれない様ちゃんとご説明させていただきたいと思います。

松浦さんの様なバレエを面白おかしく広めてくださる方、その他YouTuberの方達がいるからこそ、バレエを知らない方々への興味・関心も増え、バレエを知ってもらうきっかけ作りが出来ていているんだな、と。

そこからどんどんバレエが日本にも広まると良いな、とも思っている反面、バレエを沢山の人に知ってもらうためにやっているお笑いやYouTubeなどのおふざけを含む楽しいバレエばかりが一人歩きをして、沢山の人に広まってしまうことに危機感を感じてしまったのも事実です。

ただそれはロシアバレエに身を置く私だから感じてしまったもので日本の方には感じない、理解し難い感情なのかもしれません。

普段はロシアバレエに身を置く私達…といってもプロになる少し前までは日本でバレエをしてきていたのが事実ですし、日本人なのには変わりないので日本のバレエ界に身を置いてなくとも、私たちが普段から舞台で感じて大切にしているものが全くなくなってしまうような危機感、というのは少なからず感じてしまいました…。

なんと言ったら良いんでしょうか…。

私たちが命懸けでやっているバレエが、日本でバレエが広まれば広まるほど薄れていってしまうような皆さんには理解し難い謎な危機感を感じた、といいますか…。

それでバレエがお笑いやおふざけで終わって欲しくない、という様な表現、言い回しになってしまいました。傷ついてしまった方には申し訳ないです。

ただ、このことについても、イコール松浦さんのお笑いが原因、いけない、なんて私は少しも思ってないです。

バレエが日本に、世間に広まる過程で、やいやいとしたバレエだけが広まるのではなく、他にもロシアバレエの様な楽しみ方もある、ということが知識だけでも一緒に広まればいいなと、ただただシンプルにそういう思いでシェア、そしてコメントしました。

そしてもう一つ、、、私が、ロシアの伝統的なバレエ、という意味で"本来のバレエは…"などと、言葉を選び間違えた事で、ロシアバレエと日本のバレエの定義がごちゃ混ぜになってしまったことがこうなってしまったきっかけになってしまったかもしれません。

私自身強要するつもりも批判するつもりも一切なかったです。ロシアバレエはロシアバレエ、日本のバレエは日本のバレエですもんね。伝統的なバレエという言葉ではなく、本来のバレエ、という言い方をしてしまった上に、更に私はバレエは特別であってほしい、などとも発言しているので日本のバレエもロシアバレエのようにこうあるべき、という話な言い分に聞こえたのかもなぁ、と思いました。

ロシアバレエは高貴なものだ、と言うことに賛同しているにも関わらず、私が言葉選びを間違えてしまったせいで、日本で趣味のバレエをしてる方などに対し、日本でもバレエは高貴なものなんだ、と。上から目線で言っているかのような、誤解を生む伝え方になってしまったかもしれません。そこは私のミスであり、自由にバレエを楽しんでいる方に対しては申し訳ないと思っています。すみません。

以上、私が皆さんに向けて改めて言いたかったことです。

バレエを知らない人に対して、私がバレを広められるか、と言ったら動画主の方が言っているように無理だと思います。それは賛成させていただきます。

ただ、動画主さんは勘違いされている様で、動画主さんと私ではYouTubeをやる上で主旨が違います。私は、バレエを広めよう!と思ってYouTubeやSNSで動画配信している人間ではないです…。

私の動画やバレエ知識はバレエ界に身を置く人への材料になればいいな、という思いで公開しているだけです。

登録者数を増やしてYouTube界で有名になるんだ!という強い意思でやっているものでもなく、本業優先で時間と余裕のある時にやっている趣味のようなものです。

P.S.

SNS上で活動する際、私は顔や名前など、個人情報を出して活動をしている中で、顔も名前も出さない方に批判をされることがあっても普段はお答えしていません。ただ今回はお顔も出して面と向かって言ってくださったのでお返事しよう、と思いました。

youtubeコメント欄より

石井さんがコメントを残したもとの動画はこちらです。

議論って難しいな、とつくづく感じてしまう事案でした。

松浦景子さんの本はこちら。

この話はこれで終わりにします。

ありがとうございました!