30代ってもっと大人だと思ってた

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「オッドタクシー」はギャグアニメっぽくみえるブラックサスペンス。最終話こそ見てほしい

4月からのアニメで一番ゾクッとしたアニメが「オッドタクシー」です。

擬人化した動物が人間のようにくらいしている世界。お笑い芸人が声優として参加しているので、最初はコメディーかと思っていましたが全然違いました。

たまたま2話目を見て、なんか気になるな…、と思い次の話も見てみました。そしてどんどんハマっていき、最終話はずーっとゾクッとしていました。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。アメリカの大学に留学経験あり。
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※3分ほどで読み終わる記事です。

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コラボカフェより

「オッドタクシー」のあらすじ

主人公はセイウチの中年タクシードライバー小戸川。落語とラジオが大好きで、質素に暮らしている。終始ローテンションでありながら、小戸川は個性的な視点を持っていて客とのやりとりがおもしろい。

そんな小戸川のタクシーに個性豊かなキャラクターが乗ってくる。

「オッドタクシー」には個性的な登場人物がたくさん登場します。

売出し中のアイドルのミステリーキッス、ミステリーキッスをヒットさせたいマネージャー山本、ミステリーキッスを応援する今井、人を殺すのもいとわないヤクザのドブ、秘密をもつ看護師の白川、小戸川の友人で見栄っ張りの柿花、売れない芸人コンビのホモサピエンス、バズりたい大学生の樺沢、ヤクザと癒着する警察官の大門兄、正義を貫きたい警察官の大門弟、小戸川の精神科医の剛力、行きつけの小料理屋の女将さんのタエ子などなど。

ある日、練馬の女子高生が失踪する。その女の子が小戸川のタクシーに乗っていたらしいことがわかる。そして一人暮らしのはずの小戸川の家に誰かがいる…。

脚本がめちゃめちゃイイ

「オッドタクシー」の不思議な点は、キャラクターたちが完全に日本人の名前で、街並みも現在の日本です。そこに不思議な違和感を持ちます。動物なのにすごく人間臭い。動物だからこそ、さらに人間臭い。

回が進むごとにキャラクターたちがどんどん絡み合っていきます。キャラクターたちの人物像が掘り下げられつつ、謎がどんどん複雑になっていきます。ストーリーにどんどん引き込まれていきました。

誰しも暗い過去を持ち、秘密があります。たくましく生きている人もいれば、社会に流されてしまう人もいる。生きづらい世の中で必死に生きるキャラクターたち。ブラックユーモアあふれる内容ですが、ポップな作画と擬人化された動物が登場するのでライトな語り口になります。

最後の音楽も劇中に登場するミステリーキッスのポップなアイドルソングです。この曲のおかげで暗い話でも、明るい気持ちで現実世界に戻ることができます。

声優でも参加している三森すずこさんが歌う「シュガーレス・キッス」。なんとなくTommy februaryの曲に似ていて、なつかしくなってしまいました。

「鬼滅の刃」の炭治郎などいつも活発な雰囲気の花江夏樹さんが、ローテンションの小戸川を演じています。クレジットをみるまで花江夏樹さんと気づきませんでした。

そして、お笑い芸人が何組も声優として参加しています。お笑いの人が参加しているので、コメディ作品だと勘違いしていましたが、むしろお笑いの人たちが真面目に声をあてています。誰がどの声をやっているのかわからないくらい、違和感がまったくありませんでした。

そして花江夏樹さんのように主人公を演じることの多い山口勝平さんが、うだつのあがらない柿原を演じています。誰しも持つ情けなさ…。山口勝平さんの声が魅力的で熱かったです。

第4話「田中革命」

第4話で急にそれまでまったく登場しなかった田中がポーン!と登場します。しかも、全編田中のストーリーです。このストーリー展開に僕はやられました。

この回を見て、最終話まで見ようと決心しました。

第13話(最終話)「どちらまで?」

最終話、すべての謎の回収がおこなわれます。

「えっ…。そういうことだったのか…(納得)」。

最終話が本当に良かったので、がんばって最後まで見てほしい作品です。マジでオススメです!

ちなみにオッドタクシーのオッド(odd)は「異常な」という意味です。日本ではstrange(変な)と同じように扱われることもありますが、どちらかというともうちょっと奇抜感が強い意味です。

そして、物語を補足する形でyoutubeチャンネルが充実しています。こちらもオススメ。

ありがとうございました。