30代ってもっと大人だと思ってた

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オリンピック開会式は中止するか、組織委員会が海外向けに声明を出すべき

小山田圭吾の辞任に続き、元ラーメンズの小林賢太郎がオリンピックの開会式ショーディレクターから解任されました。

しかし、開会式は予定通り行われます。

以前からオリンピックの記事はいくつか書いているので、このニュースに関して考えていきたいと思います。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。アメリカの大学に留学経験あり。
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※3分ほどで読み終わる記事です。

小林賢太郎

ラーメンズはすでに事実上解散していますが、サブカル系のコントで独自の存在感を発揮していました。NHKでもコント番組が特別に制作されシリーズ化していました。

ネタづくりを担当していたのが小林賢太郎でした。

パラリンピック開閉会式

実はダンス関係者の中では、小林賢太郎は話題になっていました。というのも、パラリンピックの開会式と閉会式の出演者は大々的に一般公募されていたからです。そのときのプロモーションがこちら。

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小林賢太郎はパラリンピック閉会式の演出担当でした。

障がいのある人、生活上何らかの制約があると認識されている人に、積極的に応募を呼びかけていました。そして、審査に障がいの有無は関係ない、とされていました。僕はとても素晴らしい試みだな、と感じていました。

オリンピックの開閉会式の一般公募はなく、演出の関係者が出演者として選ばれています。それに対し、パラリンピックは無名な人にもチャンスがあるので、僕はパラリンピックの開閉会式の方が楽しみでした。

2021年3月演出ディレクター就任

佐々木宏がもともとショーディレクターを努めていましたが、渡辺直美への蔑視発言で3月に解任されました。代わりに小林賢太郎が就任します。

ユダヤ人を揶揄するコント

そして今回ユダヤ人を揶揄するコントが原因で解任されました。現在youtubeで実際のコントがアップされているので引用します。

消される可能性が高いです。

組織委員会の問題点

ここから問題点です。組織委員会は、この件に限らず間違った対応をずっと取っていますが、今回もかなり間違った対応をしていると思います。

組織委員会は、「小林賢太郎はショーディレクターとして、個別に演出を手掛けている部分はない」として予定通り開会式をおこなうことを発表しました。

ですが、小林賢太郎はすべてを統括していたので、筋が通りません。

海外メディアの反応

そして重要なのが海外メディアの反応です。どのメディアも批判しています。しかも、ラーメンズのコントの一部分を切り抜いて紹介しています。

BBCでは、コント全体を紹介するはずもなく、"the ones from that time you said 'let's play the Holocaust'"とこの一文のみでした。

「前言ったみたいにユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)ごっこやろう。」

さきほどのコントを見るとわかりますが、ニュアンスがまったく異なります。もちろん許されるべきことではないですが、この記事もかなり誤解を生んでいます。

こうした中、組織委員会は開閉会式を強行しようとしています。

開催するなら海外向けに説明を

小林賢太郎がショーディレクターをつとめた開閉会式に不快感を持つ人は多いと予想されます。

組織委員会はなぜちゃんと説明をしないのか。とくに日本語は日本人しか話せないので、細かいニュアンスは海外の人たちにはまったく伝わりません。

このままで良いはずはありません。強行開催するのではなく、丁寧にコントの説明をするべきです。ただしその場合でも、きっと批判があると思うので僕は予定通りの演出は無理だと思います。

そもそもの組織委員会の問題

今回のオリンピック開閉会式のそもそもの問題は、小山田圭吾や小林賢太郎といったサブカル系の人たちを起用してしまったことです。

国家的な祭典では、メインストリームの人を演出にするべきだったと思います。オリンピックの式典に奇をてらった演出なんかする必要はありません。

深夜番組をゴールデンに持ってきたらつまらなくなった、みたいな現象に似ていて、適材適所はやっぱりあって、それを組織委員会が判断するべきだったと思います。

組織委員会はつくづくどうしもない組織です。今後も心配が続きます。