30代ってもっと大人だと思ってた

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江國香織著「思いわずらうことなく愉しく生きよ」の感想・レビュー

恋愛に悩む3姉妹の物語。3姉妹の相手となる男性の描写が、いそうだなー、と思わせます。江國香織さんの文章にどんどん引き込まれ、一気に読み進められる本です。

記事を書いているのは…

元劇団四季、テーマパークダンサー。年間100公演ほど舞台を観に行ったことのある劇場フリーク。社割で映画が1,000円で観られたときは毎週劇場へ行っていました。最近はネットで映画三昧。
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※3分ほどで読み終わる記事です。

「思いわずらうことなく愉しく生きよ」のあらすじ

生き方・恋愛観のまったく違う犬山家の三姉妹。

夫からの暴力に悩む長女・麻子。外資系企業でバリバリ働き結婚に否定的な次女・治子。恋愛を信じていないがゆえに自由すぎる末っ子・育子。

麻子のDV問題を知ってしまった育子が治子に相談したことで、いままで一定の距離を保っていた3姉妹がお互いの人生に関わりはじめる。

麻子はDVに苦しんでいながらも、夫がいないと生きていくことができないと感じている。夫もDVをしながらも麻子がいないと生きていけないと思っている。共依存というそうです。

それまでも仲は良かったが、お互いの人生を干渉する必要がなかった3姉妹。だが、考え方のまったく違う3人が交わることで、ドラマが動き出す。

自分たちで解決しなさい

家庭内で起こる問題は当事者同士にしかわからず、気づくことは本当に難しい。

DVに悩む麻子に対する家族の反応がまったく違います。

母は「家に帰って自分たちで解決しなさい」みたいに表現します。

それに対し治子は「絶対に許しちゃだめ!!」という。

ふつうに考えると「母親が娘を守らないのか!!!」という感想なのですが、どの時代に生きたかが、こうした問題は非常に複雑に絡んでくるんだな…と思いました。

お互いに意見をしていても、絶対的に味方であり続ける3姉妹。

もどかしい描写も、ドロドロした部分も、大丈夫かな…、と思う部分もありますが、家族愛を感じられる本です。

江國香織さんの文章は、重いテーマをあつかっているけれどサラッと読めます。独特の世界観が僕は好きです。

「カレ、夫、男友達」

ちなみに映像化されています。長女を木村多江さん、次女を真木よう子さん、三女を夏帆さんが演じています。

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今回は「思いわずらうことなく愉しく生きよ」のご紹介でした。 ぜひぜひチェックしてみてください。
ありがとうございました。