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英国ロイヤルバレエ団 スカーレット版「白鳥の湖」 8.30 part2

英国ロイヤルバレエ団の来日公演は、

2019年6月。


英国ロイヤル・バレエ団2019年日本公演プロモーション映像


Part1に引き続き、

リアム・スカーレット版の「白鳥の湖」、

ライブ・ヴューイングの感想です。

※2018年10月19日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年4月23日に再度公開しました。

 

ストーリーに独自性あり

ストーリーとして、悲劇を選択したのは大賛成です。

「白鳥の湖」の結末はハッピーエンドとバッドエンド、両方のバージョンがあります。

たしか、原作は悲劇だったはずですが、

ソ連時代に政治的な背景でハッピーエンドに変わったという歴史があります。

悲劇で終わるのは、観客にいい影響を与えない、という判断があったようです。

ただ、このハッピーエンド……

僕は苦手です。


「白鳥の湖」は王子の成長物語だと思っているので、

悲劇を経験して、いかに偉大な王になっていくか、とその後のストーリーを想像してしまいます。

もしハッピーエンドで終わってしまったら、甘えた坊ちゃんのまま・・・。

なので、断然悲劇を支持します!

 

ちょっとよくわからない部分もあった


ただ、スカーレット版では、流れが中途半端だな、と思うところが多々ありました。

 

女王と王子の関係

女王と王子の関係が険悪すぎる・・・。

特にこの時代、政略結婚はしょうがないと思うのですが、

王子があまりに嫌がり過ぎてて「わがまま坊や」感がスゴイ。

それに対し女王のただただ厳しい態度。

母と息子という関係がすごく冷え切っている感じでした。

ロットバルト怖すぎ

また、ロットバルトに関しても悪者オーラ全開過ぎて、「企み」感がスゴイ。

観ていてロットバルトのキャラクターはすごくわかりやすいんですが、

もうちょっと狡猾に振る舞う感じの方がいいんじゃないかな、と思いました。

王子の友人ベンノ

王子の友人がいるバージョンは、時々あります。

僕は、王子の友人を追加するバージョンは好きです。

王子の人間性が見えていいです。

ただ、今回のバージョンだと、友人の立ち位置がイマイチわからない。

従者なのか、友人なのか。

友人っぽい時もあれば、従者っぽい時もあってわかりづらかったです。

1幕、王子が湖のほとりに来た時、友人が追ってきます。

連れ戻しに来たのかと思ったら、

あまりやり取りがなく、スーッと帰っていくのも、よくわからなかったです。

妹たちがいるのは初めてかも

これはとても新しいと思いました。

普通、妹は出てきません。

この妹たちと友人ベンノが第1幕の「パ・ド・トロワ」を踊ります。

王子に関係がある3人が踊ることで、物語に意味があっておもしろい。

ただ、踊り終わると、乾杯の踊りには参加せず、サラーっと帰ってしまう。

あれ?、となりました。


3幕でも再登場しますが、最初踊ったらあとは出演無し。

3幕のクライマックスである王子が騙されるシーン。

妹たちがいなかったのは、謎でした。

カーテンコールは出てきていたので、着替えてないんだったら出てよー!!

衣装・セット・背景


衣装がとても素敵でした。

豪華で250着ほどあるそう!!

恐ろしいです。

ロイヤルバレエ団の資金力は、スゴイ。

ライブ・ビューイングも財源になってるんじゃないかと思います。

僕が見た映画館は、7割くらい席は埋まっていたので、

すごく当たっている企画だと思います。

日本のバレエ団もやればいいと思います。


衣装もセットも背景も、重厚感があります。

華やかでありながら、不気味な雰囲気があり、悲劇を象徴しているようなセットや背景。

ただ、舞台が狭く見えました。

なので、踊っているダンサーたちも少し窮屈そうにみえる部分もありました。

あとは映像で見るとかなり暗かったです。

なので、生で観た方がいいと思いました!

キャストについての感想

マリアネラ・ヌニェス

素晴らしかったです。

特にオデットの踊りが本当に丁寧で、足の指にまで神経が行き届いているのがわかりました。

そして、相変わらずの軸の強さです。

オデットの時、アティチュードターンでのキープ力がとにかく強い!

これに柔軟かつ伸びやかな踊りが加わり、とにかくずーっと切れ目のない踊り。

身体から音楽から流れているかのようで、音の切れ目が全くなかったです。


そして表情が人生を達観しているようで、かつ優しさに溢れていました。

ほかの白鳥たちに比べ柔らかい表情をしていたのが印象的です。


オディールではやはり、フェッテで3回転を入れられるので盛り上がります!

3回、3回転入れていたと思います。

本当いいダンサー!!

ワディム・ムンダギロフ

ワディム・ムンダギロフは踊りがとにかくキレイでテクニックも抜群。

足の甲がキレイすぎます。

ワディムは世界中、引っ張りだこで日本でも新国立劇場で客演をしていた時もありました。

やっぱり、ワディムのパートナーはお姉さまがいいんじゃないかと思います。

ずーっとペアを組んでいたダリア・クリメントヴァもしかり、今回のマリアネラ・ヌニェスしかり。

年下感があって、頼りない感じがいい。


主演ふたりの安定感が半端なかったです。

2幕のパ・ド・ドゥでワディムが頭上にマリアネラ・ヌニェスを持ち上げるパート。

ちょっとしたトラブルがありました。

たぶん衣装が引っかかって振付通りにリフトできていませんでした。

ですが、とてつもなく自然にリカバリーしていました。

たぶん言葉も発してないんじゃないかな、と思います。

お互いにわかりあってて素晴らしいパートナーシップを感じました。


ちなみに、ロットバルトに全然ビビっていませんでした・・・。笑

アレクサンダー・キャンベル

王子の友人のアレクサンダー・キャンベルは演技も丁寧なので好きなダンサーです。

彼みたいなダンサーが舞台に一人いると、舞台全体の安定感がすごく増します。

別の日に王子も踊っているということなので、王子の気持ちをしっかり理解しながら友人を演じている感じ。

表情で何を言いたいかすごく伝わります。


ベンノの振付はアレクサンダー・キャンベルが踊るには物足りない感じでした。

もっと踊れるのにもったいない!

王子の妹たち(高田茜さん、フランチェスカ・ヘイワード)


高田さんはとても好きなダンサーです。

キープ力が高いダンサーで音いっぱいバランス。

音楽が速い部分も、音に乗りながらの高速で回転!

ブラボーです。

そして優雅!!



フランチェスカ・ヘイワードも音に乗っていて美しかったです。

決めるところでよろけていましたが、全然気になりませんでした。


高田さん・フランチェスカ・ヘイワードは二人でのダンスも多かったのですが、

最初はそんなに息が合ってないかな、と。

ま、二人ともプリンシパルなので、普段はソロで踊っています。

とはいえ3幕になると息が合っていて、僕はこっちの方が好きでした。


アレクサンダー・キャンベルを加えた、この3人の存在感は素晴らしいし、贅沢で豪華!!

ちょうどこの3人は同じタイミングでプリンシパルに昇進したので、

一緒に踊っているのが見られて幸せでした!

群舞さん

1幕

群舞の踊りは、男性・女性の踊りが複雑に絡み合い、観ていてとても楽しかったです。

群舞の中では金子扶生さんが美しかったです。

日本人なので目がいってしまう、というのもありますが、

手がとても長くて、踊り方すごく好きです。

金子さんはその後、白鳥も踊っていたので大忙しですね。

2幕

白鳥の群舞では、移動のタイミングが原振付と少し違ったり、現代的なニュアンスが入っていて好きでした。

3幕

スペインの衣装がダサかったです。踊りもスペイン特有の粋な感じが少なめ。

チャルダッシュも少し退屈でした。

ナポリ・マズルカは華やかで見ていてとても楽しかったです。


王子の花嫁たちは個性ぞろいでいちいち演技をしていてとても楽しい。

イタリアの王女のチェ・ユフィさんの衣装と色気、踊りが目立っていました。

チェ・ユフィさんはいるだけで舞台に安定感があります。

プリンシパルに昇進しないかな~、と応援しているダンサーです。


ナポリの踊りでメーガン・グレース・ヒンキスの衣装の装飾が、ちょうど王女役のメリッサ・ハミルトンの前に落ちました。

メーガンは自分で拾っていましたが、メリッサ・ハミルトンが拾おうと席を立ちました。

舞台上にものが落ちると、ダンサーはそれをどう拾うか……、

とみんな頭フル回転。

普通近くの人が拾いますが、

王女様は立ったらあかん!とつっこんでしまいました。

まとめ

以上長々となりましたが、感想でした。

「白鳥の湖」は女性ダンサーにとって負担が大きい作品です。

特に、白鳥たちはほかの役と兼任しているので、

舞台にずーっと出ずっぱり。

今回、休憩の間に「ダーシー・バッセルが群舞に関して語るドキュメンタリー」が流れました。

下記の映像です(4分ほど)。


Darcey Bussell the challenges of dancing as a Swan (The Royal Ballet)


とても面白い動画です。

群舞は2幕の間、踊っていない部分でも背景の一部として、舞台上に残り続けます。

最初にばーっと踊って、その後ポーズが続きます。

「だんだん足の感覚がなくなってくる」と言ってますね。

足の感覚がなくなったころ、2幕最後の激しい踊りになります。

その状態でキレイな踊りをすることのハードさがリポートされています。


インタビューを受けているダンサーは、足の感覚がなくなってくる、って言ってますね。

舞台袖の段差でアキレス腱を伸ばしているのが印象的。

「It feels like heaven.(ちょー気持ちいい!)」と言っていますね。

本番同様のリハーサルで初めて立ちっぱなしのリハーサルをします。

踊りだけであれば問題ないそうですが、間にポーズのままじっとしているのは、本当にきついと語っています。

足先がどんどん縮こまってしまう。

ダンサーは「ダックフィート(指が縮こまる)」という表現をしています。

息の仕方がポイントみたいです。

とにかく深く。

じーっとしていなければいけなません。

でも息を止めると、筋肉がどんどん固まってしまう。

想像するだけでもツラいです。

このショーもダンサーがじーっとしています。笑


【TDS】ファッショナブル・イースター(ザンビーニ前)2015/05/08 3回目公演



また、「白鳥の湖」では、群舞で踊るときは常に視野を広くもって、

踊りのきれいさだけでなく、隊列やポーズの角度を合わせることの大事さを語っています。

応援したいロイヤルバレエ団


これだけの規模の作品があり、いい振付師がいる。

リアム・スカーレットは確か31歳。

ダンサーの層も厚く、ロイヤルは人材に溢れていて、とても未来のあるカンパニーです。

これからも注目していきます!!

 


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どうもありがとうございました!!

たけだ